トレンドフォローで安定してトレードをするためには、「どこでエントリーするか」が非常に重要になります。
どれだけ大きな流れを読めていても、エントリーするタイミングが悪ければ、すぐに逆行して損切りになることも少なくありません。
そこで私が使っているのが「グランビルの法則」です。
グランビルの法則は、移動平均線を使って押し目や戻り目を狙う考え方で、トレンドフォローとの相性が非常に良い手法です。
この記事では、グランビルの法則の基本から、なぜ機能するのか、そして実際にどのような条件でエントリーしているのかを整理していきます。
グランビルの法則とは何か(基本)
グランビルの法則は移動平均線を使った考え方
グランビルの法則とは、移動平均線と価格の位置関係から、エントリーのタイミングを判断する考え方です。
移動平均線には現在の相場の流れが表れやすく、多くのトレーダーが方向性を確認するために使っています。
そのため、価格が移動平均線に近づいた場面では、相場参加者の意識が集まりやすくなります。
私の場合は、4時間足20MAと1時間足20MAを中心に見ています。
上位足でトレンドを確認しながら、1時間足の押し目や戻り目を狙う形です。
トレンド方向への押し目・戻り目を狙う手法
グランビルの法則で重要なのは、「トレンド方向へ戻っていく場面」を狙うことです。
上昇トレンドであれば、一時的に下がった押し目から再び上昇する場面を狙います。
逆に下降トレンドでは、戻り売りを狙う形になります。
トレンドに逆らわず、大きな流れについていくことで、多少タイミングがズレても狙った方向へ動きやすくなるのが特徴です。
相場参加者が意識しやすいポイントを利用する
移動平均線付近では、多くのトレーダーが押し目や戻り目を意識しています。
そのため、同じような場所で注文が集まりやすくなります。
グランビルの法則は、この「みんなが見ているポイント」を利用する考え方です。
チャートの形だけを見るのではなく、「ここで買いたい人が増えそう」「ここで売りたい人が増えそう」という大衆心理を意識することが重要になります。
グランビルの法則が機能する理由(大衆心理)
移動平均線は多くのトレーダーが見ている
FXでは、多くの人が意識しているポイントほど値動きが反応しやすくなります。
移動平均線は世界中のトレーダーが見ている代表的な指標のひとつです。
特にトレンドが発生している場面では、「移動平均線まで戻ったら買いたい」と考える人が増えてきます。
その結果、押し目や戻り目として機能しやすくなります。
押し目・戻り目で注文が集まりやすい
トレンドが発生しているとき、多くのトレーダーは「次の押し目を待っている」状態になります。
そのため、移動平均線付近まで価格が戻ると、新規の買い注文や売り注文が入りやすくなります。
さらに、既存ポジションの追加注文も重なりやすいため、再びトレンド方向へ動きやすくなります。
これが、グランビルの法則が機能しやすい理由のひとつです。
トレンド方向への期待が買いと売りを集める
相場は「この方向へ動きそうだ」という期待によって動いています。
上昇トレンドであれば、「まだ上がる」と考える人が増えるため、押し目で買い注文が入りやすくなります。
逆に下降トレンドでは、「さらに下がる」と考える人が戻り売りを狙います。
つまり、グランビルの法則は単なるテクニカルではなく、大衆心理によって支えられている考え方でもあります。
押し目・戻り目を判断するための条件
まずは上位足のトレンド方向を確認する
押し目買いや戻り売りをする前に、まずは大きな流れを確認する必要があります。
私の場合は、4時間足でトレンド方向を確認しています。
上位足で上昇トレンドが出ているのであれば、基本的には買い方向を優先します。
流れに逆らわないことが、トレンドフォローでは最も重要です。
移動平均線が同じ方向を向いているか確認する
移動平均線の向きも重要な判断材料になります。
4時間足と1時間足の20MAが同じ方向を向いている場合、相場の方向性が一致している可能性が高くなります。
逆に、移動平均線が横ばいになっている場合は、方向感がなくレンジになっていることも多いため注意が必要です。
高値・安値の更新で波の方向を判断する
最後に、高値と安値の更新も確認します。
上昇トレンドであれば、高値更新と安値切り上げが続いているかを見ます。
これによって、「波がまだ継続しているか」を判断できます。
移動平均線だけではなく、波の方向や相場全体の流れを合わせて見ることで、エントリーの精度は大きく変わってきます。
